③ボートフィッシングの魅力 ~日本の現状~

これまでお話してきたようにボートフィッシング、本当に面白いんです。

しかし、そんなボートフィッシングにも現状には沢山の問題点もあります。

本日はそんなお話。

 

前回、日本という島国には沢山の小規模レイクがあるとお話をしましたが・・・・・・

 

その全てでボートフィッシングが楽しめるの?

 

と、言われればノーです。

 

各ダムにより様々なルールが設けられています。

中には釣りを禁止とするダムも少なからず見受けられます。

 

お手軽そうなアルミボートを手に入れたはいいがやる場所がない・・・・・

 

そんなお話をよく耳にします。

 

そうなんです。

魚釣りをさせて頂けるレイクが少ないのも事実です。

 

基本的にボートを運び込もうとすると、販路(スロープ)が必要となります。

しかし、この販路というものは通常“河川管理用の販路”となります。

釣り人が使うための販路ではないのです。

河川の維持管理であったり、消防用として使われています。

中には開放してくれているレイクもあるようですが、本当に感謝の気持ちを持たねばなりません。

基本的にはどこも使わせてもらえないのが現状でしょう。

 

ボートフィッシングを始めるにあたってのフィールドの絶対条件として、ボートフィッシングOK・ボート昇降OKな場所+駐車場+入魚券が必要であれば購入。

 

これが最低限の条件です。

中には販路に車を止めて行く方や路上駐車をしてしまう方も見受けられます。

絶対にやってはいけません。

緊急時に使用できない等、地域住民に多大なるご迷惑をお掛けしてしまうことになります。

 

以前、少しお話しましたが、オカッパリでも同じような問題が起きています。

野池というものは、その多くは農業用の溜め池であって釣りをする場所ではありません。

これが現実です。

 

2016-12-17-19-20-22

 

これからも魚釣りを楽しんでいくには“魚釣りをやれる場所でしっかりとルールを守って楽しむ”。

 

これに尽きます。

 

まだ魚釣り可能なフィールドが0になった訳ではありません。

少ないけれど魚釣りをやらせて頂ける場所はあります。

そんな貴重なフィールドを釣り人が守らねば誰が守るのでしょうか??

 

私は、来年オープンするレンタルボート店を通して、奥矢作ダムをいつまでも魚釣りが可能な魅力あるフィールドであるよう最大限守る努力をしていきます。

 

ボートで湖面に浮いて一日思う存分に魚釣りを楽しむ。

これが最大の魅力です。