②ボートフィッシングの魅力 ~ジョンボートとは?~

本日は、ジョンボートの魅力について。

というのも、来年オープン予定のレンタルボート店ではジョンボートを導入します。

そして、マイボート(制限あり)の搬入もする予定です。

皆様に少しでもジョンボートのメリットを理解して頂ければと思います。

 

さて、ボートの形状を上げると様々な物がありますが、何故でしょう??

それは、フィールドによってそれぞれのボートのメリット・デメリットがあるからです。

 

例えば・・・・・・

 

まずはビッグレイク、琵琶湖を例に簡単に上げてみましょう。

①湖が大きいので大きなエンジンが必要になる

②それに伴い、大きなボートは必須

③規模もあり水深もあるため一度波が立つとなかなか収まらないため、小さなボートでは危険

④ボート形状は広大な湖を走るため、強度・推進性を重視した波を切り裂くFRP製Vハル形状

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(画像は野尻湖へリベンジに向かい撃沈したSさん・・・・・・じゃなくてVハル形状のバスボート)

 

大きな湖の琵琶湖でボートフィッシングを楽しむにはある程度の大きなバスボートが必要になることがわかります。小さなアルミボートでは、釣行エリアが限られたり、ちょっとした天候不良等にまで左右されて出航不可となってしまい満足に釣りができません。

 

次に小規模レイク(リザーバー等)での例。

①湖が小さいのでエンジンが必要ない(エンジンの使用規制があるところも多い)

②それに伴い、移動はエレキモーターのみでの移動になるので軽く小さなアルミボートは必須

③規模も小さく山々に囲まれていて風があまり吹かないため小さなボートでも釣行可能

③ボート形状は軽いアルミ製ボートで不安定なため、より安定性を重視した平底形状のジョン、パント

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小規模レイクでは大きな波が立つことは少なくエンジンも使わないため、推進性のVハル形状ではなく平底形状で安定性を重視したジョン、パントが主となります。池原ダムのようにエンジンが使用可能(制限あり)な規模の大きいリザーバーでは推進性を考えVハル形状のアルミボートが多く使われています。

 

このように釣行するフィールドによって使うボートは大きく変わります。

 

それでは、本題のジョンボートの魅力とは??

①船舶免許・船舶検査不要のボートもあるため費用もかからず誰でもお手軽に乗れる

②動力はエレキモーターのみで釣行可能なため、釣行にかかる費用や維持費がほとんどかからない

③価格も大きなバスボートに比べ安価で、軽く一人での移動も可能な為保管しやすく(立て掛けて保管することも可能)マイボートも所有しやすい

④ボートが軽量な為、軽自動車での運搬も可能(カートップ、トレーラー共に可能)

⑤トレーラー運搬の場合は、軽トレーラーで運搬可能なため牽引免許は不要

⑥レンタルボートは大きなバスボートに比べ安価

 

このような、お手軽感が大きな魅力となります。マイボートを持つことも夢ではありません。

通うフィールドの距離にもよりますが、費用もそうかからないため時間さえあれば、釣行日数も増えることでしょう。

 

例えば、これが大きなバスボートになってくると・・・・・

①船舶免許は必須。マイボートになると船舶検査が必要になり費用がかかる

②動力にはエンジンを使うためガソリン、オイル等に費用がかかる

③船体価格は高額。自宅保管が不可であればマリーナ等での駐艇費用がかかる

④ボートの重量が重いため、運搬するにはトレーラーと大きな車が必要

⑤場合によっては牽引免許が必要

⑥レンタルボートは小さなアルミボートに比べ高額

 

このように何かとお金がかかります。

正直、これだと釣行回数にも影響が・・・・少なくとも自分は(ーー;)

特に家庭を持つ皆様には、かなり厳しい現実が待ち受けていると思われます。。。

 

けれど!!

 

間違いなく言えるのは、バスボートでのバスフィッシングが究極と言えるでしょう。

広大な湖の中からエリアを絞る。この作業ではエンジンは必須アイテムです。

広大な湖でエレキだけで移動していては日が暮れてしまいます。

「このタイミングであそこのエリア」

これを数多く成立させるためにはエンジンは無くてはならないアイテムです。

エンジンで移動して、エレキで釣りをする。

これだけでバスフィッシングのゲーム性が格段に上がります。

 

しかし、どうでしょう??

日本という島国だからこその小規模レイクが数多く存在していて、そういったフィールドならではのエレキモーター+アルミボートでのお手軽スタイル。

これが日本でのバスフィッシングを行う上での一つのスタイルだと私は思います。

小規模レイクだからこそのゲーム性もそこには存在します。

ザックリ言いますと、小規模レイクではやはり魚はスレやすい傾向にあります。

しかし、そのスレた魚をも釣るテクニックは確実に存在します。

居ても口を使わない魚に口を使わせる技術が試されるのが小規模レイク。

 

そこにはジョンボートならではの世界があります。

時にはエレキでの水流を利用して魚を釣ってみたり・・・・・・

バスボートでは入れないようなスーパーシャローに入っていったり・・・・・

 

ジョンボートでの釣り、本当に面白いですよ!!