本日のお話は“ボートフィッシングならではのディープな世界”。
通常、オカッパリメインで釣行されているほとんどの方がシャローメインの展開を組み立てる方が多いかと思います。
これは単純に“投げられる範囲が限られる”ということと“全体的に浅くディープがない”というのが一番の理由だと思います。
また、小規模フィールドではどうしても地形変化に乏しいフィールドが多いため、ディープが有効になる状況が少ないことから、シャローメインの展開になることが多くなってしまうのだと思います。
過去、オカッパリをメインとしていた私もそうでした。
そもそもディープって何mから??と言った声もあると思いますが、これは個人差がかなり出てくる部分ではあると思います。個人的には5mを超えてくるとディープと感じますが、夏~晩秋の8m以深の展開がディープの釣りと感じます。ちなみに水深20mまでは釣果情報を聞いております。
ビッグフィールド(ダム、湖)に行くと、沢山の地形変化が存在し素敵なディープエリアも多数存在するのですが、やはりオカッパリから攻めるのではどうしても・・・・・・
危険のためポイントに行くことが不可能・・・・・
ポイントまで飛距離が届かない・・・・・
アップヒルでしか攻めれない場合が出てきてしまう・・・・・
このような攻めきれない状況が出てきてしまいます。
ボートフィッシングではこれらの制限が全て無くなります。
ディープの地形変化を隅々まで攻めることが可能となるため釣りの幅が大きく広がります。
そして、ボートフィッシング、ディープの釣りと言えば欠かせないのがやはりこれ。
魚群探知機。
正直、これがないとボートフィッシングの面白さが半減します。。。
上の画像は晩秋の水中岬を映しているのですが・・・・・・
ボトム付近に魚の影を捉えております。
ダウンショットを投入すると・・・・・
サイズこそ小さいですが、しっかりと反応してくれました。
水中の地形を把握するためには、まずは地図だったり陸の地形を見て大まかに想像します。
そして、気になったところを魚探掛けすることによって水中の地形変化を把握することができます。
そこから探し出した狭いスポットで魚に出会うということは、「釣れた」ではなく「釣った」という感覚を強めてくれます。
そのため、サイズ問わず本当に大きな喜びがあります。
はまればディープでグッドサイズの数釣りなんてことも少なくありません。
このように、“探して釣る感覚”が本当に面白いんです!!
シャローカバーの場合はどうしても“目で見えてしまう”ため誰もが狙えます。
そこで釣るためにはタイミングであったり、ルアーセレクトであったり、アプローチであったりと様々な要因が存在するのは確かですが、誰にでも釣れる可能性はあります。
ディープの場合は見えない世界のため、まずはその見えない世界を探すことから始まります。
闇雲にやって釣れる釣りではありません。
ちなみにこれはニゴイの群れ(笑)
うじゃうじゃいます(笑)
メタルジグを投入すれば・・・・・
ニゴイは素直です(笑)簡単に狙って釣れます(笑)
ディープフィッシングで必須になるのは、ライトラインを使ったライトリグ。
水深が深くなればなるほど、水圧の影響を受けるためラインを細くします。
私は3Ibをメインとしていますが、やはり細ければ細いほど湖流や水圧の影響を受けにくくなるため操作性が高まります。
当然、その影響は釣果にもはっきりと表れてきます。
ディープ=ライトリグが絶対ではありませんが、これは基本ですね。
ライトリグにも当然強弱が存在するので、その繊細さがとても勉強になることもあります。
間違いなく、その経験が違う展開になってきた時でも生きてきます。
ボートに乗ってディープの展開を身に着けると確実に釣りの幅が広がりますよ!!
今春オープン予定のレンタルボート店のボートには、ダウンスキャン搭載のローランス魚探を導入致します。皆様に快適なボートフィッシングを楽しんで頂けるよう出来る限りの努力をしていきたいと思います。